月の詩集

月の詩を綴ります。月の表だけではなく、 陰にある月の詩も詠います。

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「美しいひとの涙」






雨、雨、雨が降る。

何年も伝えることが出来なかった言葉が
涙と共にあふれこころを潤おすように

乾いた空と大地を潤おす

誰の涙だろう
純粋なこころを持った誰かなのだと
孤独の寒さにこごえた
あたたかいしずく

一日中降る

「さみしい・・・」

澄んだ空に朝日が輝く
その時までに

By 月の詩人~たかゆき~

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「こころの灯」

めぐる季節と移りゆくひと

幾つもの別れと出会い
そして再会

親しい者との命の別れほど
かなしいものは無かった

互いに惹かれ
近づく恋と友情ほど
うれしいものは無かった

再会するひととは
何度でも再会する

ひととひとの距離
それぞれの距離には
互いのよろこびとかなしみとが交錯する

「信じる」とは
相手に望むことではなくて
時に待ち
時に近づき
時に寄り添う

こころの一番の糧

季節は必ずやって来るのに
移りゆくひと達
旅人のようにひたすら道を歩む

すれ違う旅人の無事を願うこと
それが「信じる」ことなのかも知れない

近すぎるほどに見失わないよう「信じる」ことは
大切なひとだからこそ

忘れたくは無い

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「光る罠」

初霜が降りつつ
小春日和に伝う罠

主も居らず陽にさらされ
つうっと光る切れぬ刃

スポットと言われる
廃墟の哀しみにも似ている

それだのに光り
時と共に朽ちて
哀しみは何の糧になるのだろう
糧に
誰の糧に

畑に伝う哀しみ
輪廻転生を
世界の通貨よりも多く、繰り返しているのに

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【葛藤(Ⅳ) 決意】

そうやって強く想われることで心地よく充たされていく彼。
彼の中でゆっくりと、一歩ずつ歩く度に重ねる思いがあった。

出会い、恋をし、違うようで同じ時を過ごすふたり。
信頼も、過ごした分だけ変わっていく。

信頼は育てなければいけない。
どちらに傾く訳でなく、バランスを保ちながら。
それは二人三脚で綱渡りをし続けるような、そんな感覚。

信頼をふたりで育みながら、彼は心の奥で思っていたことに気がつく。
それは、決意というよりも“気づき”と言った方が良い。

まだ、何に気がついたのか、彼自身わかっていないのだけれど。
ぼんやりと、悪夢から覚めて、自分自身を取り戻しつつある証拠でもあった。

言葉には出来ないのだが、彼の中で決意は確かにある。
その“決意”が今の彼を動かしている。

「このままじゃいけない」
「しあわせになるんだ」
「彼女の力になりたい」

彼の人生の方向が、決まりつつある。
前へ進む、人生をやり直す決意。

彼は今日もまた一歩、
明日もまた一歩と地面を踏みしめることだろう。

~おわり~

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【葛藤(Ⅲ)】 家族

家族とは一体なんだろう?
自分の中でイメージはある。

しかし、実際、家族と暮らしたのは30年生きている内の半分だ。
だから、人と接することも正直怖い。
そんな彼はひとつ、夢を見ている。
いや、目指している。

悲劇の中から外の世界へ逃がしてくれた恋人と共に暮らすこと。

どれが幸せだなんて定義はなくて、自分がそう思えたら一番いいこと。
そう思えるように努めている。

不安は毎日ある。
それでも、もう、逃げないと決めた。
自分の道から。
自分の進むべき道から。

誰かと暮らすことは、日々の積み重ね。
日常を共にすることと彼女は教えてくれた。

彼は先日、こんな話を彼女としていた。
「結婚がゴールだと思うと、結婚してからは成長しないってことだから、
ぼくはゴールだと思わないし、努力し続けたい」

「人生常にスタートよ!」

「それ、ぼくの言葉じゃん?
でも、常にスタートだと果てしないから、
何処かである程度区切らなきゃね」

人を大切にすることだけは、出会ってから、最期までの一期一会だと思う。

家族との出会いは、当然のように思えるけど、
実際は“一期一会”なのだと彼は感じていた。
彼は家族に見放され、孤独に自由と家族を求めていたからだ。

実は、彼は彼女に出会うまで、何ひとつ、充たされなかった。
彼と彼女は遠く離れているけれど、
少なくとも彼は、充たされているのだった。
それは、彼女から彼への強い想いが彼にとって、家族を思わせる恋だったから。。。

~つづく~

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【葛藤(Ⅱ)】自由~信頼という手綱~

彼は自由だった。
孤独だったからこそだろう。

だが、矛盾している。
彼は自由と家族、両方を求めていた。

自由の意味も、家族の意味さえ知らずに・・・。

彼は15歳から22歳の秋まで軟禁されていた。
家族と離れ、自由を求めて。

悲劇というものは足音も立てずに、突如、巨大な口を開ける。
呑み込まれ、悲劇の胃の中で暮らす内に、自分を見失う者も居る。
胃袋から引っ張り出してくれた人が居ても、もう、悲劇の一部になっていたりする。
彼はどうなのだろうか?

きっと、悲劇の一部を切り離そうと努めるだろう。
彼は長い時間待っていた。
信じて。

そして今、切り離そうと努めている。
身体に染み付いている悲劇の血を。
すべては彼女の幸せの為。
すべては彼女への感謝。
すべては立ち直り、彼女に近づく為。

彼の青春には自由と家族は無かった。
だが、22歳に自由を手に入れた。
はじめての自由はまるで、暴れ馬だった。
自由を制御するものは無く、彼は何度も落馬した。

自由・・・
悲劇に呑み込まれた反動が自由を暴れさせた。
大切な言葉が自由をすり抜けて行った。

未だに自由が分からない。
自由に翻弄される自分が居る。
だが“信頼”という束縛が心地良い事を知った。
暴れ馬を制御出来る手綱を与えてくれる。

ささやかな自由、そして自由と共に走る信頼。

それを求めていた。

そう。気がついた。

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【葛藤(Ⅰ)】漆黒の闇より~ひとひらの希望~

彼はその時“虚無感”に襲われていた。
言い知れぬ悲しみの成れの果てとでもいうのか?

米が無くなったとスーパーに2キロの新米と、友人が来るので、おやつに2割引のヨーグルトを買った。
買い物の帰り、いつもの“悲しみの感動”に身をゆだねていた。

“悲しみの感動”は、時々やって来る。
悲しみが極限に達した時。自分が生きていることを確認できる時。

自分が悲しんでいるのだと確認できる時。
例えば曇っている空。
例えば自分に向かって吠える犬。
例えば何事にもとらわれない時。

孤独だ!

そう感じれた時、言い知れぬ感動がやって来る。
孤独は死ぬほど嫌なはずなのに、人との距離が適度に取れない自分には、
必ず孤独が訪れる。

買い物の帰りも、近所の人に挨拶をしても、やはり、拭い切れない孤独。
寂しいわけじゃない。きっと。

慣れてしまったのだ。
死ぬほど嫌な孤独に。

人は、幼い頃からの“当然”に慣れてしまうものなのだ。

その“悲しみの感動”がやって来る時、身体が痺れた様な、寒い様な開放感に包まれる。
胸を引き裂く様な悲しみを何度も経験すると、心は変わってしまうのか?
そして、これは現実逃避なのだろうか?

激痛を感じると、頭の中で脳内麻薬が出てくるという。
でも、ひとりの時に幸せになりたいと思うと、その度、何故だろう?
込み上げてくるものがある。

子供達の笑顔を見ている時、自分が可哀想に思えてくる。

恋人に抱きしめられた時、恋人が心から笑ってくれた時、
ぼくは言い知れぬ幸福感で充たされる。
そして、ぼくは幸せになる。
そう思えるほど強くなれた。

でも、ひとりになると“虚無感”に襲われる。
彼女と一緒に食べる食事。
あれほどうまいものはない。
あれほど幸せなものはない。
あれほどの安心をくれる彼女を大切にしたい。

彼女に出会うまで、彼はさまよいつづけた。

灼熱の砂漠。
雷雲の留まる谷。
針の山。
裏切りの沼。

一片の希望を信じて。

~つづく~

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「意味~生まれてきたこと」

生まれてきた意味をずっと探していた

庭の石をひっくり返しても
川の水に手を入れても
夏の線路に耳をあてても

見つからなかった
触れられなかった
聞こえなかった

でも
きみのかなしそうな顔と
きみのしあわせそうな微笑
そして何気ない会話

30年生きてきて

はじめて「生まれてきた意味を見つけた」
そう思う

「ひとはどこから来てどこへ行くのか?」
なんて疑問符はもうつかない

笑顔に努められる生き方を見つけたのだから

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「誕生日」

今日はきみの誕生日。
きみは「年を取る日だからいやだ」
と言うけれど、きみの生まれた日、
ぼくときみが出会うはじまり。

もちろん、そのあと、きみが積み重ねた年月も、
ふたりをつなぐ大切な時間。

この一年もよくがんばったね!!

そういえば、この11月。
ふたりが出会った3年前、22日は「いい夫婦」の日らしい。
それにきみの誕生日の14日後はぼくの誕生日だ。
運命はこのみっつの日をぼくときみにくれた。

ぼくは生まれてきた意味をこう考える。
「きみに出会うために生まれたきた」

これからも、きみを大切にしよう。

追伸
このごろ、夜空をよく見ています。
オリオン座がはっきりと、うつくしく輝き、
月の顔は、うすい、三日月でした。
輝くものは、どうしてあんなにもうつくしいのでしょう。
きみに輝いていて欲しいと、ぼくも傍らで輝いていたいと。

By 月の詩人~たかゆき~
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「一期一会~恋の華~」

過ぎ行く時の列車から
幾つも見ていた

ひまわり畑
さくら並木
川岸の水仙

過ぎて遠く
はるか遠くまで来た

運命がプレゼントしてくれた
唯一の華との出逢い

懐かしく
嬉しく
笑顔で抱きしめて
くちびるを寄せた

3年前の秋

言葉に出来ないことが
言葉になって微笑みの風を呼んだ

今一度、何度でも
華よ
きみを抱きしめよう

ほら
今日の風も微笑み
ふたりをつつむ

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「はじまり」

廃墟



思い出も忘れ去られる頃

ふと訪れた廃墟に
かなしく
なつかしく
ほほえみながら
ときめいた

もとの色には戻らないけれど
セピアが色づいてゆく

自分らしい写真が撮れるようになった
“自分を取り戻した瞬間”

暗闇で助けを求めている
手を
握ってくれたひとへ

湧き出てくる
感謝とはそこからはじまるのだと
微笑んだ

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「紅葉を見ながら~木の葉の一生~」

紅葉2
木の葉はおちゆく運命を哀しんでいるのか

生まれた時からのおもいでをかみ締めているのか

彼の1年が人の一生だとしたら

わたしは木の葉になりたい

若葉に生まれ

そよ風に育てられ

木漏れ日の初夏

雨粒にたたかれて
誰かを守れる傘になる

力強く
おおきく
緑の香りを情熱の季節へ贈る

老いて
真の美しさを心と身体に

紅く染まる

薄れゆく意識の中
それでも自らを糧にし

枯れてゆく

一点の曇りも無い
ありのまま生きて
散る
生き様

真の美しさとは
真の喜びとは
真の哀しみとは





彼が教えてくれる

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