月の詩集

月の詩を綴ります。月の表だけではなく、 陰にある月の詩も詠います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2

秋の日の幸福

彼を最後に見たのは、彼が棺に横たわっている姿だった。
それでもこの私には、彼が常に目前で微笑んでいる錯覚に無意識にとらわれている。
その事に気が付いたのは今日、2008年10月10日金曜日の昼下がり。
つまりそれを書いている現在なのだ。
彼は常に微笑んでいる。
まるで幸福そうに・・・それでいて、何か物哀しい。
現在、書いていてまた一つ気付いた。
今の私は、生前の彼にとても似ているのかも知れない。
彼の死因は、処方箋薬の大量摂取による、急性薬物中毒だった。
何故、彼は死んだのだろう?
彼には恋人が居た。
その恋人と喧嘩した後の大量服薬だったようだ。
今、寒気がした。
誰も知り得ぬこの恋心は、初恋と熱愛を重ねたものなのだろう。
人は、愛なくしては生きては行けない。
その恋心は、時として、悲劇を招く事もあり得るのだと、彼は微笑みながら教えてくれている。
哀しみを通り過ぎた時の二人の愛は「秋の愛」なのだろう。
物静かにたたずむそのやはらかさは、何よりもの癒しとなるのだろう。

「秋の日の幸福」

堕ちる
堕ちる
堕天使の
堕ちる先に
君が・・・
受け止めて
ただ
抱き締めて
恋に
恋に
堕ちてゆく
哀しさを
通り過ぎ
この秋の日に


By Takayuki
関連記事
web拍手 by FC2

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://tsukinoshijin.blog36.fc2.com/tb.php/19-c5b336c8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

プロフィール

月の詩人~Takayuki~

Author:月の詩人~Takayuki~

counting

結婚レシピ

counting

結婚レシピ

クリスマスカウントダウン


powered by ブログパーツの森

おともだち&リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

詩・文学・写真・アート

創作仲間のHP

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (16)
月 (254)
祈り (23)
音楽 (5)
恋心 (98)
月の裏の詩 (13)
夜の帳の中に (28)
静寂の情熱 (4)
季節の詩 (137)
春 (31)
夏 (23)
秋 (30)
冬 (29)
梅雨 (12)
花の歌 (10)
こころのうた (221)
こころの旅 (21)
美しいもの (25)
あてのない心の旅 (6)
言葉と詩の意味を考えて (8)
優しさとは?生きる意味を探して。 (95)
ちいさな希望とおおきな不安 (39)
エッセイ (59)
月の詩人の私生活 (39)
ウォーキング (4)
私的解釈 (4)
その他 (38)
コラボレーション (28)
朝の詩 (7)
精神病について、せめて、少しでも知ってもらう為に。 (2)
バトン (3)
お知らせ (1)
愛 (9)
希望の詩 (9)

検索フォーム

ご訪問ありがとうございます。

人目の訪問者です。

月の詩集訪問者数~現在~

現在の閲覧者数:

Copyright (C) 月の詩集. All rights reserved. Template by Underground
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。