月の詩集

月の詩を綴ります。月の表だけではなく、 陰にある月の詩も詠います。

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薔薇の棘








家族に捨てられた時

心にぽっかり黒い大きな穴が開いた

記憶もその部分が全て消えた

誰も信じられず

長い間家族を求めた


そんな時君が言った

「私が拾ってあげるから」

だけど今また

捨てられるかも知れない不安で一杯だ

今度は人生をかけて共に生きようと心に決めた女性

君はやんわりと言った「男として頼りない」

ではなぜ最初からこんな価値の無い男と付き合ったのか

出来る事は全てして来た

精一杯

もう気力が尽きかけているところに

君は頼りがいのある男性の遊びにときめいている

「本当は死んでしまいたい」

「人生は無意味だ」

そう思う心を留めているのが

君を支えつづける使命感

生涯を通して君を支えることがこの価値の無い男の唯一の仕事

だが

君に「あいしている?」とたずねたときに

今は応えられないと言った言葉が

命を削り棘の地面の上で

ただ棘に刺されつづけながら君を支えなければいけない

哀しい運命を伝えた

愛は何処にあるのだろう

癒しは何処にあるのだろう

この棘の道の先に必ずある

そう信じる事だけが

一向に前に進めぬ棘の刺さった身体を

心を生かしている

きっとあの女性がこの愛に気がつかねば

棘と同化して死んでも痛みに死に切れぬ

哀しき薔薇


By 月の詩人~たかゆき~
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